女性用風俗。高学歴美男子と過ごす、自立した女性の時間。

セラピストへのインタビュー

女性用風俗店RPS、ホストのインタビュー

時間通りにドアベルが鳴ると、そこには控えめな会釈で佇む1人のセラピストの姿がありました。採用面接以来、スタッフの私とは何度も顔を合わせてきた彼。けれど本日は、都内の一室で簡単な飲み物を片手に、はじめての「インタビュー」にお付き合いいただきました。

ご多忙の折に、お店の為のインタビューを快諾してくださってありがとうございます。

いいえ、こちらこそ。どうぞよろしくお願いします。

今日は、当店セラピストの代表という形で、お越しいただきました。

(微笑)。かなり緊張しています。あの…他の皆さんの代表が務まるとは思いませんが、よろしくお願いします。

いつも通りで構いませんので、どうぞリラックスしてくださいね(笑)。さて、まずはご自身の経歴と年齢を差し支えない範囲でお教えください。

はい。ええと、最終学歴は早稲田大学で、新卒で都市銀行に入社しました。そこで4年半働いたあと一度退職して、今度は広告代理店に転職したのですが、その後しばらくしてからRPSと出会い、今に至っています。今年、29歳になります。

見た目が実年齢よりも若いですよね。「見た目、若さ」を特にご重視なさるお客様からも好評いただけるので、自信をもってご紹介させていただいてます。

そう言っていただけて光栄です。素敵な歳の取り方をしたいですね。

大学では、経済を勉強していらっしゃった?

ええ、そうです。そういえば、面接でもお話ししましたね(笑)中学から数学が好きで、高校時代の中盤では世の中のお金の動きに関心が出はじめたので、大学は政経に進もうと決めていました。新卒の就職先に銀行を選んだのも、ほとんど同じ理由です。
でも、今から思えば、当時はあまり何も考えていなかったと思います。

就職先についてという事でしょうか?

というよりも、人生についてですね。良くも悪くも、周りの影響を受けやすい性格だったので、今にして思えば、就職するまで、自分の価値観や人生観と、あまり本気で向き合ってこなかったなと思います。
なんとなく、周りが評価する道をまい進していれば、その先に「達成感」とか「やり甲斐」とか「人生の成功」なんかがあるんだろうという気になって、それが自分の頭で考えた結果出た意見だと勘違いしていたんです。

早稲田を出て都市銀行に入社して、「人生の成功」は無かった(笑)?

あ。いえ、そう言ってしまうと、あの…。えっと、すみません…(笑)。でも、残念ながら僕の場合は、途中から道が良く分からなくなってしまいました。
確かにこの道を行けば、いろいろと保証はされているんだろうけど、「でもそれって何だろう?」という気持ちに途中でなってしまって。
数学や経済を最初に好きだと言い出したのも、じつは「そうすると周りが喜んで納得してくれる」ということを、発見したからなんです。中学を卒業するくらいまでは普通に、自分は将来、小説作家になりたいと思っていました。
それがいつからか、だんだん周囲の顔色を気にするようになって、銀行員になったらまたその中でも「推奨された道」みたいな暗黙があり、ふと、その先、定年までの数十年をおもった時、「誰のために、こうしてるんだろう?」と考えてしまって。
以来、そういう事を2年くらいかけて頭の中で整理していたら、その内に自然と会社を辞める決心がついたんです。

都市銀行を退職したあとに、広告代理店に再就職したのはなぜですか?

本音を言うと、新しい場所ならどこでもよかったんです。でも、広告代理店なら、これまでとは違った角度から色々な業界と関われるメリットがありそうだなと思い、広告代理店にしました。とにかく新しい環境での経験を通じて、本当にやりたいことを知るきっかけを掴もうという気持ちが、当時は強かったと思います。

以前と比べると、最近は「女性専用風俗店」というものの知名度も比較的上がって来ましたが、一般的にはまだまだマイナーな存在だと思います。この分野に関心をもつきっかけは何だったのでしょうか?

大学時代に学食の席でおにぎりを食べていた時に、近くで全然面識のない男子生徒たちが、今度遊びでホストクラブの体験入店に行くか行かないかという話をしているのを一度耳にしたことがあって、その事が妙に印象に残ったのは、最初のきっかけかもしれません。

その話を聞いて、「自分もホストクラブの体験入店に行ってみようかな」という興味につながったのですか?

そういう具体的な関心があったわけではないと思います。でも、普通の学生生活とあまりにかけ離れてるように思えた世界に対して、隣にいる何でもないみたいな生徒が気軽にクロスオーバーしている現実に、まるで噛み合わないというか、不思議だな、と興味を惹かれた部分がありました。

実際にその事について調べてみたり、何かしらの行動を起こしてみた事は、学生時代にありましたか?

気になって、ネットで調べたりはしました。あと当時、学生時代に、ちょっとだけ傾倒していた社会学者が、性風俗やセクシュアリティについて、いろいろと独特の意見を展開していたので、(興味をもったのは)その辺の影響も少しあったのかな。ただ、自分自身が実際にホストの体験入店に行ったり、いわゆる「夜の街」に出かけて何かを試す様な事は一度もしませんでした。

「自分がやるのは何か違う」という気持ちがあった?

うん…。そうですね。全体として、ああいうのは何か違うな、というのは、調べていて何となく感じました。少なくとも、自分もやってみようかな、という気持ちには全然なりませんでした。歌舞伎町界隈に対するイメージは、今もほぼ同じですね。

RPSのセラピスト採用に応募いただいたのは、広告代理店に勤務していらっしゃる時でしたね。どういうきっかけで、RPSを知ることになったのですか?

当時、広告代理店の業務でちょうど「社会と女性の悩み」というような題材を扱っていて、そういうテーマについて個人的な関心が高まっていたんです。
でもその前に家庭環境として、じつは僕はかなり歳の離れた姉と、2歳下の妹に挟まれた長男なのですが、母親はバリバリのキャリアウーマンであると同時にシングルマザーでもあったので、就職を機に実家を出るまで、日頃から母の仕事の話や離婚の話、姉の職場のいろんな悩みとか、下の妹からは恋愛相談なども受けたりしていました。ですので、その分、広告代理店で扱っていたその題材が、余計に身近に感じられたんです。
それである時、フェミニズム関連の本を読んでいる時に、「女性の性が見て見ぬふりをされている」という話題がかなり真剣に取り扱われていて、そこから調べている内に女性用風俗店というものがあると知り、RPSにも辿り着きました。

出張ホストやレンタル彼氏を含む女性専用風俗店の中から、RPSに特に興味をお持ちになったのは、なぜですか?

RPSには「女性と社会」というテーマと向き合う姿勢がハッキリと打ち出されている様に感じたので、そこに関心のあった自分としては、共感しやすかったです。「どうせ風俗店なんだから」というイメージに寄り掛からず、サービスとしてきちんと隅まで考え抜かれてそうな、地に足の着いた所に好感を持ったんです。

採用を受けて、実際にこのお仕事をする様になってからの感想を教えてください。

やはり、一人一人の生のお客様と向き合って、笑顔になっていただいた時のやり甲斐は、これまでの仕事で味わえなかったものがあります。もちろん、まだまだ至らない点も多いので、決して「天職だ」なんて言い張る気はありませんが…。

先ほど話題に出た「女性の性」について、今はどんな考えをお持ちなのですか?

性の捉え方は一人一人違うと思います…。でも、たとえば「性欲」という事で言えば、女性と男性では、もう同じ言葉でくくらない方がいいんじゃないかと思う位、一言で「性欲」と言っても別物を指す場合が多いんじゃないかと思います。
男の性欲はすごく物理的でハッキリしてますけど…女性の場合は…、合ってるか分かりませんが、性欲という物が雲みたいにあらわれたり消えたり、もしくはその中間みたいな感じで、観念的に漂っているように思えるんですよね。
たとえば、誰かに対する女性の気持ちが醒めた時は、それに引きずられてその時の性欲もそれごと煙みたいに消失していく感じ。逆に、男の場合は物理的なので、ある女性に対しての気持ちが醒めたとしても、性欲自体は無関係に消費されるまでしぶとく残り続ける様な気がします。
もちろん、男でも人によってはその真ん中みたいなこともあると思いますし、そもそも性欲の多寡ということもあると思いますけど…。勝手にそういうイメージを持っています。

興味深いお話ですね(笑)。サービスに当たって、心掛けていることがあれば、教えてください。

まず、信頼していただく事を大切にしています。お客様のご希望によって実際のサービス内容はそれぞれですが、基本的に女性にとっては、普段赤の他人には見せる事すらない身体箇所を初対面のセラピストに任せる訳ですから、こちらに対する信頼がなければ、お客様にはただの不快な体験になってしまうと思います。
ですので、まず自分と言う存在を受け入れていただける様に努力すると共に、こちらもお客様の事を100%受け入れる準備がある事を積極的に態度で示していくようにしています。
そして、絶対に結果を急がない様にしています。

お客様と接する中で、特に喜びを感じる瞬間などはどんな時ですか?

やはり、お客様が求めていらっしゃる何かの足しに、自分がなれたと実感できた時です。毎日生きていく中で前向きな気持ちでいる為に、何かが欠けているけど、それは中々手に入らないし、簡単に買ったりすることもできない。RPSでの時間を通じて、そんなお客様に少しでも笑顔が浮かぶと、これで合ってたんだ、本当によかった、もっと一生懸命頑張らなきゃ、という気持ちになります。

RPSが打ち出している特徴のひとつに、「プライバシーの徹底的な保護」があります。セラピストとしてのお仕事上、どんな影響を感じていますか?

やはり、お客様には特に利用後の安心感を実感していただけている様です。ホテルの会計履歴が残らない点や、ビジネスホテルでも気軽に利用できる点とか、あと、僕たちセラピストの情報が一切公表されてない事も、後々いろんな心配をしなくて済むのが助かる、というご意見をいただくことがあります。
もちろん、僕たち働く側としてもそれは同じです。個人的には、こういうシステムでなければ、大胆に応募してみようとまでは考えなかったと思います。

最後に、RPSを糧に、その先の人生の展望などがあれば、お聞かせください。

先ほどもお話ししました通り、一人一人のお客様と向き合ってお仕事をすることの楽しさを、RPSを通じて知ることができました。ですので、将来的にも、依頼相手の顔を直接見ながらお仕事ができる立場に居られるといいな、と思うようになりました。
最近は、空いた時間で公認会計士の資格を取得する為の勉強をはじめました。ただの会計士ではなく、最終的には人事や経営のコンサルティングも視野に入れた、包括的な相談業務を担えるような事務所を持てたらと思っています。

期待しています。ところで、小説家はもう良いのですか?

あ。そうですね!経験豊富な年代になって、もし傑作が書ければ(笑)。

(笑)。今日は、大変貴重な時間を、どうもありがとうございました。

こちらこそ、ありがとうございました!